家を購入する際、年齢や年収は大切な要素ですが、実際にそれらがどのような影響を与えるかはそれぞれの人によって異なります。
国土交通省の調査によると、一般的な家の購入者の年齢や年収の傾向をお伝えします。
まず、家を購入する際の平均年齢についてです。
注文住宅や分譲住宅などの新築物件を購入する人の平均年齢は30代後半と言われています。
これは、自分たちのニーズに合わせた住宅を建てるために、土地を取得し、建築業者に建ててもらうというプロセスが一般的だからです。
若い世代が好んで注文住宅を選ぶ理由は、自分たちの希望する間取りや設備を取り入れることができる点にあります。
一方、中古物件を購入する人の平均年齢は40代前半になります。
中古物件の魅力は、新築物件に比べてコストが抑えられることや、既に建てられた住宅なので引越しの手続きが早く済む点にあります。
したがって、急いで住宅を確保したい人々が中古物件を好む傾向があることから、中古物件を購入する人の平均年齢がやや高めになっているのです。
参考ページ:物件を購入するタイミングはいつがいい?まずは何を決める?
次に、購入時の平均年収についてです。
分譲集合住宅の購入者が最も平均年収が高く、なんと923万円だそうです。
また、新築物件を購入する人の方が中古物件を購入する人よりも平均年収が高い傾向があるという結果も出ています。
さらに、多くの人々が自宅を購入する際に大きな転機やイベントを契機にする傾向があることも覚えておいてください。