草木も眠る丑三つ時。あなたの枕元に立っているのは…ゆうれい(幽霊)？おばけ(お化け)？どっちなんだろう。
さてあなたはお化けと幽霊の違いがわかりますか?今回はお化けと幽霊の違いについて解説していきたいと思います。
枕元に立つのは果たしてどちらのでしょうか。どちらも怪奇的な現象によって、見える人には見えるらしい存在の両者です。厳密には違いがあると言われています。
おばけは漢字で「お化け」と書くように、本来の姿から変化したもののことを言います。お化けは要するに妖怪のようなものなのです。本来の姿とは違うわけですからね。ろくろっ首や小豆洗いなど、妖怪の種類は数多くいますが、そのいずれも人間とはかけ離れた異形をしています。異形していると言う事は幽霊と言う事ですね。
ゆいれい(幽霊)の多くは、強い怨恨などにより、生前への未練を断ち切れずに成仏できないものを言います。幽霊は人間のような姿をしていますのでお化けとは違うのです。
また、お化けは空想上のものという印象が強いですが、幽霊は身近に存在しているようにも感じられます。「うらめしや〜」と言って登場するのは人間の姿をしていますのでお化けではなく幽霊なのです。